マンションフルリノベは何ヶ月かかる?工事期間と仮住まいの段取りを時系列で解説

はじめに

「中古マンションを買って、自分好みにフルリノベーションしたい」「今のマンションが古くなってきたから、一度スケルトンにして作り変えたい」——そう思い立ったとき、まず気になるのは費用のことだと思います。

でも、実際に計画を進めようとすると、もう一つ大きな壁にぶつかるはずです。

「工事の間、どこに住めばいいの?」

「相談してから入居できるまで、結局何ヶ月かかるの?」

費用の情報はネット上にたくさんありますが、「時間」や「生活の段取り」に関するリアルな情報は意外と少ないのが現状です。打ち合わせが進んでから「そんなに期間がかかるの?」「仮住まいが見つからない!」と慌ててしまうケースは珍しくありません。

そこで今回は、福岡県那珂川市・福岡市エリアで年間600件以上の施工を手がける株式会社夢LISTが、マンションフルリノベーションにかかる期間の目安と、仮住まい・荷物・引越しの段取りについて時系列で解説します。



マンションフルリノベの全体スケジュール

まず全体像からお伝えすると、マンションのフルリノベーション(専有部分を一度解体して作り直す工事)は、最初の相談から入居までトータルで「4〜6ヶ月」かかるのが一般的です。

「そんなにかかるの?」と思われるかもしれませんが、工事そのもの以外にも「プラン決め」や「管理組合への申請」など、短縮しにくい工程があるためです。大まかな流れはこのようになります。


  1. ご相談・現地調査(スタート)
  2. 設計・プランニング(1〜2ヶ月)
  3. 工事請負契約・管理組合申請(2週間〜1ヶ月)
  4. 解体・着工(ここから仮住まいスタート)
  5. 施工期間(2〜3ヶ月)
  6. 完了検査・お引渡し(ゴール)


物件の広さや工事内容によって前後しますが、半年近くかかるプロジェクトだという心積もりは持っておいた方がいいです。各フェーズで何をするのか、もう少し詳しく見ていきましょう。


設計・プランニング期間(1〜2ヶ月)

リノベーション会社と「どんな家にしたいか」を話し合う期間です。現地調査の結果をもとに間取り図を作成し、キッチンや浴室などの設備を選定し、見積もりを調整していきます。

ここで時間がかかる主な要因は、率直に言って「迷い」です。一生に一度の大きな買い物ですから当然なのですが、「やっぱりキッチンは対面式がいい」「床は無垢材にしたい」といった要望の変更や、メーカーのショールーム見学の予約待ち(土日は特に混みます)で、気づけば2ヶ月経っていた……ということはよくあります。

中古物件購入と同時にリノベする場合は、「物件の引き渡し日」と「リノベの着工日」を接続させるための調整もこの期間に行います。


工事期間(2〜3ヶ月)

プランが固まり、管理組合から工事の許可が下りたら、いよいよ着工です。内装をすべて解体してコンクリートの箱状態に戻す「フルスケルトン」の場合、70㎡前後のマンションで2.5〜3ヶ月が標準的な工期になります。

90㎡を超える物件や、造作家具(オーダーメイドの棚など)が多い場合はさらに延びることもあります。フルリノベーションなら「最低でも3ヶ月は住めない」と考えておくのが安全です。


※補足:フルスケルトンにするメリットや、一度解体する必要性については、別記事『フルスケルトンの価値とは?』で詳しく解説しています。



仮住まいの段取り:いつから、いつまで必要?

ここからが今回の核心です。現在お住まいのマンションをリノベーションする場合、工事期間中は家に住むことができません。ライフライン(水道・電気・ガス)を止めて解体するためです。

仮住まいが必要なのは、基本的に「解体工事の開始日」から「お引渡し・クリーニング完了日」までです。工期が3ヶ月なら、引越しの前後を含めて3.5〜4ヶ月分の契約をしておくのが無難です。万が一工事が延びた時に「住む場所がない」という事態だけは避けたいところです。


仮住まいの選択肢

福岡エリアで探す場合、主に3つの選択肢があります。


  • ウィークリー(マンスリー)マンション:家具家電付きで身軽に入居できる反面、賃料は割高。博多・天神エリアで月額15〜20万円程度。ファミリー向けの広い部屋は少なめです。
  • 短期賃貸(UR賃貸など):広さを選べて費用も抑えやすいですが、「数ヶ月だけ」の入居を断られるケースが多いのが難点。家具家電は自分で持ち込む必要があります。
  • 実家・親戚宅:家賃がかからないのは最大のメリット。ただし通勤エリアが変わる可能性や、荷物の置き場所の問題があります。


現実的には、大きな家具はトランクルームに預けて、「必要最低限の荷物でウィークリーマンション」「実家に避難」というケースが大半です。3ヶ月のためだけに一般賃貸を契約するのは、初期費用と手間を考えるとあまり現実的ではありません。



荷物の一時保管と引越しの段取り

仮住まいと同じくらい頭を悩ませるのが「荷物」の問題です。

リノベの引越しは「2回」発生するのが通常の引越しとの大きな違いです。今の家から仮住まいへ、そして仮住まいから新しい家へ。費用も手間も2倍かかります。しかも、仮住まいには大型家具や家電はまず入りません。

そこで必要になるのがトランクルームや引越し業者の荷物預かりサービスです。夏場や冬場を跨ぐ場合は、空調のないコンテナタイプだと衣類にカビが生えたり家電が故障したりするリスクがあります。少し費用はかかっても、空調完備の屋内型トランクルームを選ぶのが安心です。

また、リノベを機に思い切って断捨離をするのもおすすめです。「新しい家で使うかも」と何でもかんでも預けると保管料も引越し代も膨れ上がります。不用品は自治体の粗大ゴミ回収を使えば、業者に頼むより費用をかなり抑えられます。



工期が延びる「あるあるパターン」とその対策

「3ヶ月の予定が4ヶ月になった」——リノベーション現場では、残念ながらこうした工期の遅延が起こることがあります。原因を事前に知っておくだけで、心の余裕がだいぶ違います。


パターン①:解体して初めてわかる想定外

一番多いのがこれです。壁や床を解体してみたら、「図面にない配管が出てきた」「コンクリートの状態が悪かった」「漏水跡が見つかった」というケース。補修やプラン変更が必要になり、数日〜1週間のロスが発生します。


パターン②:工事途中の追加・変更要望

工事が進んで形が見えてくると、「やっぱりここに棚が欲しい」「コンセントを増やしたい」という要望が出てくるものです。もちろん可能な限り対応しますが、材料の再発注や職人の再手配で工期は延びます。設計段階でしっかり仕様を固めきることが最大の対策です。


パターン③:設備の納期遅延

数年前の給湯器不足やトイレ不足を覚えている方もいると思います。海外製の食洗機や人気メーカーの商品は、発注から数ヶ月待ちになることもあります。設備が届かないと工事自体は終わっていても引渡しができません。

これらを踏まえた対策として、予備期間を2〜3週間、仮住まい期間に上乗せして見込んでおくことをおすすめします。



夢LISTのフルリノベが工期を守れる理由

ここまで「時間がかかる」「遅れることもある」というリアルな話をしてきましたが、工期の遅延を最小限に抑えるための体制も大事なポイントです。夢LISTでは、以下の仕組みで工程管理を行っています。


自社大工20名常駐の機動力

多くのリフォーム会社は工事を下請けの職人に外注するため、「大工さんのスケジュールが空くまで工事がストップする」という待ち時間が発生しがちです。夢LISTは自社に20名の大工が常駐しているので、現場の進捗に合わせて柔軟に人員を配置でき、無駄な空白期間が生まれにくい体制です。


ワンストップ体制で伝達ロスが少ない

相談から設計、施工、アフターサービスまでを自社一貫で行っています。「営業には伝えたのに現場の職人に伝わっていない」といったトラブルが起きにくく、現場で想定外の問題が出ても設計チームと施工チームが即座に連携して対応できます。


福岡エリアのマンション事情を熟知

那珂川市・福岡市エリアで多くのマンションリノベを手がけてきた経験から、「このマンションは申請に時間がかかる」「搬入ルートに制限がある」といった個別の事情を把握しています。段取りの読み違いによるロスを減らせるのは、地元で実績を積んできた強みです。


まとめ

マンションフルリノベーションにかかる期間と段取りを整理すると、こうなります。


  • 相談から入居までは4〜6ヶ月
  • 工事期間(=仮住まい期間)は2.5〜3ヶ月が目安
  • 仮住まいは「荷物預かり」とセットで計画する
  • 予備期間を2〜3週間見ておくと安心


「けっこう大変そうだな」と思われたかもしれません。ただ、この期間を乗り越えた先には、新築では手に入らない「自分たちの暮らしにぴったり合った住まい」が待っています。

大切なのは、早めに動き出すこと。「来年の春には入居したい」なら、逆算して夏〜秋には相談を始める必要があります。

夢LISTでは、プランニングだけでなく、仮住まい探しのコツやスケジュールの立て方までトータルでサポートしています。「まずは何から始めたらいいの?」という段階で構いませんので、お気軽にご相談ください。


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